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界隈曲(かいわいきょく)
インターネット音楽シーンで注目を集める「界隈曲」の意味や特徴、流行の背景を解説。ボカロや実験的なサウンドが融合した独自の音楽ジャンルとは。
意味 {#meaning}
「界隈曲」とは、主にYouTubeやニコニコ動画などの動画共有サイトにおいて、特定の狭いコミュニティ(界隈)を中心に支持・制作される、実験的かつ中毒性の高い楽曲群を指す言葉です。明確な音楽的定義はありませんが、一般に高速なBPM、不穏なコード進行、グリッチ音(ノイズ)、抽象的でシュールな映像などが特徴とされます。ボカロ(音声合成ソフト)を用いたものが多く、既存のポップスの枠組みに囚われない、アングラで独特な世界観を持つ楽曲を指して使われます。
由来・背景 {#origin}
2020年代前半、SNS上の「ボカロ界隈」や「音MAD界隈」といった小規模なコミュニティから派生しました。2023年頃から、特定のクリエイターによるダークで前衛的な楽曲が、アルゴリズムを通じて広まり「界隈曲」としてジャンル化されました。背景には、DTM(デスクトップミュージック)の普及により、個人が極めて独創的で「異質」な音作りを可能にしたことや、メジャーなヒットチャートにはない刺激を求めるリスナーが増加したことがあります。また、ドット絵や不気味なイラストを多用したミュージックビデオが、視覚的なインパクトとともに「考察」を好む層を惹きつけたことも、流行を後押ししました。
例文・使い方 {#examples}
- 「最近、YouTubeのおすすめが界隈曲ばかりで、その独特な中毒性にどっぷりハマっている。」
- 「この新曲、不穏なメロディとノイズの使い方がまさに界隈曲って感じで最高だね。」
- 「界隈曲のプレイリストを聴きながら、深夜に一人で作業をすると不思議と集中できる。」