趣味・ライフスタイル
キルト(手芸)
複数の布と芯地を縫い合わせる手芸技法「キルト」。保温や装飾を目的とし、近年はサステナブルな趣味としても注目されています。
意味 {#meaning}
キルトとは、複数の布の間に綿やポリエステルなどの芯地(キルト芯)を挟み、これらを縫い合わせることで一体化させる手芸品、またはその技法を指します。保温性や耐久性の向上を目的として発展しましたが、現在は装飾的な要素が強く、アート作品としても親しまれています。パッチワークキルトやアップリケキルトなど、様々な表現方法があり、タペストリー、ベッドカバー、バッグ、小物など幅広いアイテムが作られます。
由来・背景 {#origin}
キルトの語源は、ラテン語の「culcita」(詰め物)に由来するとされ、英語の「quilt」から来ています。その起源は古く、中世ヨーロッパでは防寒具や防具としても利用されていました。特にアメリカでは、開拓時代に貴重な布の端切れを無駄なく活用する生活の知恵として発展し、家族の歴史や物語を綴る芸術へと昇華しました。日本には明治時代に紹介されましたが、広く普及したのは1970年代以降の手芸ブームからです。近年では、手仕事の温かさや、布を大切にするサステナブルな精神が見直され、若い世代にもキルト作りへの関心が高まっています。
例文・使い方 {#examples}
- 「週末は、ずっと作りたかったパッチワークキルトの続きに取り掛かる予定だ。」
- 「デパートで開催されているキルト展で、素晴らしい作品の数々に感動した。」
- 「このひざ掛けは、母が手作りしてくれたキルトだから、とても温かいし愛着がある。」